日野宿の名物階段
日野宿には東西の百段階段(仮称)のように、大坂上の台地や神明上の台地と平地を結ぶ階段がいくつかあります。いずれも戦後にできたものですが、地域の人たちにとっては大切な階段となっています。
東の「百段階段」(通称)
山下神明社の東側に神明上の台地に通じる急坂があります。その坂の神明社寄りのところから神明上の台地に上がる大きな階段があります。これを通称「百段階段」といいます。
この百段階段を詠んだ俳句があります。
「百段の 先に見ゆるや 秋初め」 福子(佐藤彦五郎新選組資料館館長)
百段階段上からの眺望今昔
西の「百段階段」(仮称)
日野駅の西側、大坂上の高台から日野駅方面に降りる階段があります。東の「百段階段」(通称)に並ぶ段数があり、西の「百段階段」あるいは「大坂上の百段階段」とでもいいたいほどの階段です。