江戸時代は、大名や幕府の役人が泊まるところでした。
ここに住んでいた佐藤彦五郎は、日野宿最後の名主です。彦五郎の妻は、新選組副長土方歳三のお姉さん。「天然理心流」のけいこ場として本陣の庭を開放しました。

詳しい話

  • 日野宿本陣の保存
    2024-07-26
    日野宿本陣は都内で唯一残る江戸時代に建てられた本陣建物です。今の建物は嘉永2年(1849)正月18日の大火で焼失してしまった主屋にかわるものとして建設されました。幕末に日野宿の問屋と日野本郷名主を務めていた佐藤彦五郎が本陣兼自宅として翌元治元年(1864)12月から使用された建物です。
  • 問屋場・高札場
    2024-06-23
    日野図書館のある場所は、江戸時代には問屋場・高札場があったところです。問屋場は日野宿で最も重要な施設でした。
  • 佐藤彦五郎
    2024-05-18
    佐藤彦五郎は文政10年(1927)9月25日、日野宿の名主下佐藤家の半次郎とまさの長男として誕生しました。11歳で祖父10代彦右衛門から日野本郷名主を引き継ぎ、弘化2年(1845)に石田村の土方のぶ(婚姻前はとく)と結婚しました。