よそう森公園
公園のある周辺は、日野駅からも近く、田んぼは次第に住宅へと変わり始めました。
そのままでは、乱開発が行われてしまい無秩序なまち並みになってしまう、日野の原風景でもある用水があるまち並みや田畑が消えてしまう、という懸念から、平成6年から10年の歳月をかけた区画整理作業が行われました。
この区画整理作業では、用水や田んぼ、畑と住宅が調和がとれた「農あるまちづくり」が行われています。
「よそう森公園」もこの事業で造られた公園です。
田んぼと一体となった公園には素堀の水路が残され、新しく掘られた井戸から地下水も流されています。
水路で子どもたちはザリガニや魚とりもできます。
田んぼでは東光寺小学校のみなさんが米作りの体験学習をしています。
「農の学校」の田んぼもあります。
米作りの指導をされているのは、代々地元で米や野菜を作られている農家の方々です。
昔、よそう森は日野駅へ向う人たちの休息所となっていたといいます。
今はだれでもが、憩える水辺がある公園です。
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