姿を消した旧家の家屋
滝瀬家(下河原)
平成20年(2008)3月8日、まち歩き会の下見で訪ねた下河原の旧家、滝瀬家の家屋(母屋)です。式台のある立派な建物でしたが、平成30年(2018)に建て替えられています。
古谷栄邸
主屋
第三代日野市長、古谷栄氏のご子息の邸宅が、令和6年(2024)5月、蔵を含めてすべて取り壊され宅地に造成されてしまいました。記録保存のため取り壊される前にカメラマンの井上博司さんによって撮影された写真の一部を掲載させていただきました。
洋館蔵
酒井哲さんの「古谷家洋館蔵」(『多摩のあゆみ』第196号 pp.60-65)によると、「洋館蔵は古谷栄家の主家に付属する店蔵として昭和8年(1933)に建てられた。古谷栄家は日野宿の古谷太助家の分家で、日野の町長や市長、東京都議会議員を務めた名家として知られ、この洋館蔵は関東大震災で被災した本家の店蔵を移築したものと伝えられている。」とのことです。
参考
・「古谷家洋館蔵」 酒井哲/文・図 井上博司/写真 連載 建物雑草記80 『多摩のあゆみ』第196号 pp.60-65 たましん地域文化財団 2004.11.30