自然体験広場
有形保存されている旧農林省蚕糸試験場日野桑園第一蚕室、通称「桑ハウス」があるところが仲田の森蚕糸公園です。ここに自然を体験できる広場があります。
かつては樹木が鬱蒼と茂ったジャングルのなかの秘密基地として子どもたちをワクワクさせる空間でした。夏休みにはキャンプなども開かれ長らく親しまれてきましたが、この一帯の整備計画が進むなか、樹木もかなり伐採され、以前よりもコンパクトな空間となってしまった感があります。
それでも、写真のように今でも樹木に覆われ四季折々すばらしい姿に触れられる素敵な場所です。毎週金曜日にはNPO法人子どもへのまなざしが主催する「なかだの森であそぼう!」などが開催されています。
公園内を流れる用水や湧き水の吹きだす噴水(?)、樹木に吊るされたロープを使ってターザンごっこなど、小さな子どもたちが自然のなかで伸び伸び遊ぶワイルドな姿を見られるのがこの仲田の森蚕糸公園です。
コロナ感染防止のため長らく実施されてこなかった催しものですが、ようやくこの自然に恵まれた仲田の森蚕糸公園でも夏休みに小学校や学童クラブなどによるデイキャンプも開かれるようになってきたようです。子どもたちにはいい思い出をたくさん作ってほしいものです。
子どものころに自然のなかで楽しい経験をたくさん積んだ子どもは、将来自然を大切にする大人になってくれることでしょう。
雑木林からのプレゼント
日野団塊世代広場の皆さんが身近な樹木の実を使って製作されたどんぐりトトロです。材料はどんぐり、ヒマラヤ杉の実、栗のイガです。平成23年(2013)3月、震災から2年目らしく「がんばろう日本」ののぼりが目にとまります。