日野橋の花火大会の話

下河原の鈴木邦夫さんによると、「昭和29年(1954)に第一回の花火大会が日野橋付近で開催された。日野橋の下流側で花火が打ち上げられ、ナイアガラもその場所にセッティングされていた。観客席は蛇篭で尻が痛くなったものの花火見物には一等席だった。上流側では精霊流しも行われていた。上空から舞い降りてくる落下傘をめぐって立川と日野の子どもたちが竿で取り合うのが恒例だった。」そうです。

日野本町の戸高要さんによると、「昭和33(1958)年の学生時代、部屋で絵を描いていたとき、(花火見学に向かうために)日野駅から日野橋方面に歩いて行くと思われる人たちのゾロゾロと歩く足音を耳にしたのを覚えている。」といいます。

№0375
玉川花火大会 1956
古谷永治氏撮影

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